日本でM2 Macが買えない!WWDC2022で全Macが円安値上げ!

  • URLをコピーしました!

2022年6月6日(月)から6月10日(金)までに開催されたアップルの開発者会議「WWDC 2022」

その中で「M2プロセッサ」を搭載した新型「M2 MacBook Air」が発表されました。

いつかは発売される「M2 MacBook Air」なんですが、発表は早かったですね。

ただ、正直いうと、M2 Macで記事ネタを書く気はありませんでした。

時事ネタだからです。

皆さん、気づいているかどうか分かりませんが、MOMOHUKUでは"時事ネタ"を取り上げません。

MOMOHUKUは"ニュースブログ"では無いからです。

それにブログでもなく「Webサイト」だからです。

まぁ、詳しくは僕のプロフィールでも読んでください。

そんな「M2 Mac」という時事ネタに飛びついた理由は、その価格設定です。

最近のMacの価格設定は、さすがに高すぎるだろと言わざる負えないからです。

目次

M2 MacBook Air がどうでも良くなる「円安値上がり」

旧価格新価格
M1 MacBookAir(2020)115,280円134,800円
M2 MacBook Air---168,800円
M1Pro MacBook Pro 14239,800円274,800円
M1Pro MacBook Pro 16299,800円344,800円

この価格を見てください。Macの旧価格と新価格の比較です。

どうでしょう?

前から思ってましたけど、M1Proの価格は元から異常なんですけど。

円安で2万円以上値上がりします。

僕はたまたま去年にメインPCが壊れたので苦し紛れに買った「M1 MacBookAir(2020)」でした。

そんな「M1 MacBookAir(2020)」ですら、今後は初期構成で13万です。

「あー高いね。」で済まされない。

この値上げを「あー高いね。」で済ます人は、よほど危機意識が低い人だと思います。

「Macがこれまでの価格から急に2割値上げする」と言ってるわけですね。

これを「高いねー」で終わらせるとか、さすがに協調性に富みすぎてると思います。

僕なら「日本終了!」と発狂するレベル。

この記事を書いた理由がこれです。

さすがにもう日本って終わりでしょ?と言いたくなるくらい「絶望的な感情」になりました。

まさかのアップルの新製品発表ですよ?

みんなが心待ちにしてる製品で殺されるとは誰も予想しませんよね。

当時は、最新のM1プロセッサを搭載していて「安い」とすら思っていたM1・M2 Macです。

しかし、このアップルの値上げは僕の「日本への疑い」を確信に変えるものでした。

海外から見て「日本はマーケットでは無い」という事実

僕にはGAFAに勤めていた友達がいますが、その知り合いが何かを思い立ったかのように海外に移住しました。

僕とその友達は、大学の研究室が隣同士で、夜な夜な僕と彼は語り明かしたもんです。

僕から見て彼は何か知識屋で、当時から僕には無い遠い外を見る目線を持ってる人でした。

僕には響かなかった。彼の言うことが。

彼は事あるごとに「シリコンバレー」とか、よく分からない箱物の話を僕にしました。

僕には全く興味のない話しで、本音を言えばいやいや彼の話しを聞かされて、それに合わせていました。

彼は、海外を自費で周遊する人でした。

当時からやたらTOEICのスコアにもこだわっており、最終的にスコアを900くらいにしていました。

一方で僕は「英語を話せなくても生活に困らない」としか考えておらず、ずっとプログラミングばかりしていました。

そんな彼は「シリコンバレー」とか「外資系」というフレーズのままに、当然のように外資系を志して、外資系のIT企業に内定を決めていました。

やはり僕には彼の行動が理解できずに「あーそうなんだ」としか思ってませんでした。

GAFAに転職した友達

友達はIT企業(誰もが知るシリコンバレー系の会社)に勤めてましたが、早々にGAFAに転職しました。

どう言うわけか、その友達とは人生の節目での縁に恵まれおり、転職の際に一緒にご飯を食べました。

GAFAに転職する理由は?と聞くと。

自社であの会社のサービスに触れて凄さを実感した。

だから、まだ日本法人で数人レベルの「あの会社に行くんだ」と。

また僕は「あーそうなんだー。」と。

ただ、彼の目論見どおり、その日本法人は今や就活生なら誰もが入りたい会社に成長しました。

当然、GAFAの中でも爆発的に利益を出してる会社で有名です。

会社を辞めて「海外の大学でドクターを取る」と。

次に会った時は、その彼がGAFAの会社を辞める時でした。

この時は、僕から食事に誘いました。

まぁ「GAFAなら一生勤めて良いのに何でかなぁ」となんとなく誘っただけでした。

彼は「辞めて海外大学にドクターを取りに行く」と。

僕が「生活は?」と聞くと。

GAFAに入った時にストックオプションをもらって、それでひと財産築いたから「生活は余裕だ」とのことでした。

その後は「海外で日本人が働くにはビザが云々」という話しばかりでした。

正直いえば、ほとんどが刺さらない言葉でしたが、一つだけ刺さった言葉がありました。

「海外の会社は、もう日本をマーケットとして見ていない」

彼の目にはもう日本が映っていませんでした。それだけは、僕と考えが同じだなと思いました。

ただ違うのは、彼は前に進んでおり、僕は全く前に進んでいないことでした。

WWDC2022は、日本でMacが買えなくなった日。

そもそも、M1Proの時点で思ってましたが、アップルの価格設定って完全に見失っています。

買わないんじゃなくて「買えないん」です。

いや、「買えないんじゃなくて買わないんだ。」と言う人もいるかと思います。

M1Proを買わない理由

  • 30万も出しておきながら、ゲーミングノートにすらならない。
  • 事務的にもメインPCにもならない。
  • サブ機に30万もするノートはいらない。

その通りですね。

僕の記事でもM1Proを買うなら絶対にM1 MacBookAir(2020)を買うことをオススメしていますし。

ただ、そのMacBook Airですら追い討ちをかけるように円安値上がりですからね。

たかがメモリ8GBのノートに18万出せますか?

無理ですよ。

はっきり言って18万あれば限りなく240fpsに近い快適なゲーミングPCを自作できてしまいますから。

今後、日本において、Macは完全にハイブランドの趣向品になります。

本当に困るのはAppleユーザーの5%にも満たないXcodeを使う開発者です。一応、僕も含まれていますが。

「まぁ、もうわざわざMacを使わなくて良いか」というのが結論です。

しかし、アップルのこの値上げで、他の海外製品でも「円安値上げ」が加速するでしょうね。

言わば、海外製品が日本人を殺しにくるわけです。

本当の問題は、日本の将来に「希望」が無いこと。

この円安が一時的な値上げなら良いですが。

ただ、少なくともアップル製品が元の価格に戻ることは無いでしょう。

僕は経済評論家でも無いので、これはあくまで個人の意見です。

唐突に明治維新の頃を想像してみる

  • 幕府側につくか?
  • 倒幕側につくか?

僕は当時の時代の人間じゃないですが想像はできます。

当時の憧れの職業は絶対に新撰組です。

みんなが「幕府」「武士」というものに憧れていたと思います。そういう価値観だったからです。

一方で倒幕なんて邪道にもほどがある。誰がやりたいんだ?

ここで言いたいのは、将来を選ぶ選択は「自分の手元にあるはず」なんです。

「選ぶのは自分」

Appleが「日本は終わってる」と言っている。

人に偉そうなことを言う気も無ければ、こんな記事を書いておきながら人を諭す気もないです。

何より他人の言うことなんか響かないんですよ。

GAFAの友達が話してくれた内容が、僕には全然響かなかったみたいに。

ただ、今の社会なりに「希望」を持てる人っているんでしょうか?

よほどの楽観主義者以外いないと思います。

日本の将来には希望がなさすぎる


円安に物価高の現状
 
👇👇👇

超少子高齢化
 
上がらない給料消費税20%

さらっと書きましたが、今後、5年以内に消費税は15%、10年以内に消費税18〜20%に絶対なります。

ここに書いてないだけで、その他にも悪材料なら腐るほどあるのに、現状をよくする好材料がないんですよ。

円高に傾かせるには金利を上げれば良いじゃん?

経済政策なので深く触れませんが、金利は上がらないでしょう。

なので、この円安の状況を維持し続けます。

つまり、海外製品の値上げがずっと続きます。

数百人いた若くて優秀な同期たち

僕は大学院を修了して、当たり前のように大企業に入社しました。

僕の同期は300名を超えていました。

同期は若くて超優秀でした。

そして、意欲に満ち溢れていました。真面目で真っ直ぐでした。

そのうち、何人が会社でうまくいったと思いますか?

ゼロです。ゼロ。

なんでそんなことが言えるのか?

僕は早々に退職しましたが。その大企業からは今だに既存製品しか出ておらず、新製品が出ていないからです。

おそらく、同期が経験しているのは「人生リセットという配置転換の連続」でしょう。

今後の日本での生活は?

まぁ、想像することは楽しいことなので。

今後の日本での生活について、空想で語ってみましょう。

円安がさらに進んだと仮定しましょう。

当然、物価高になった後は、2度と再び現在の物価に戻らない想定です。

そんな中で迫られるのは、上がらない給料≒物価に対して安くなった給料でひたすら余裕なく働き続ける将来です。

そして、その労働の先に輝く出口はありません。

どんな生活が待ってるか?

  • 海外移住は非現実論なので却下
  • 都内での賃料住まいがバカらしくなる。
  • 実家住まいが増える。
  • 健康・教育面でも地方移住が良いと考える人が増える。
  • 地方でも出来る仕事を探す人が多くなる。
  • 営業職の絶対数が減る。
  • 満員電車が無くなる。
  • 自殺者が若干数増える。
  • IT系の人材はより減る。

最もオススメするのは「実家暮らし」ですね。

親族同士で問題がない限りは、初手は「実家暮らし」が手軽な打開策です。

そのため、地方移住者は増えると思います。

そのタイミングで必然的に職を切り替える人も多くなると思います。また、内需の仕事は将来的に価値がないと踏ん切りをつけて、全く別のことをする人が出てくるかも知れません。

あくまで想像での話しですが、年齢は早ければ早い方が良いと思います。

まぁ、日本は終わってると言いながらも、まだあらゆる選択肢を選ぶ余地が残されていますね。

コメント

コメントする

目次