「ゆっくり実況動画」とは？

上は「ゆっくり実況動画」の一例です。

このように「ゆっくり」と呼ばれる「立ち絵」を使って、愛らしいキャラが口パクしながら動画を進行させるのが「ゆっくり実況動画」です。

「ゆっくり実況動画」

• 立ち絵キャラ
• ゆっくりボイス
• 字幕（セリフ）

ちなみに一番の特徴は「ゆっくりボイス」です。何だか不思議なしゃべり方をするので見てる人は引き込まれやすいです。

試しに下の動画で「ゆっくりボイス」を聞いてみて下さい。

その他にも字幕（セリフ）も、かなり重要な要素です。この字幕（セリフ）を装飾するだけでもかなり面白い動画作りができます。

「ゆっくり実況動画」で動画作りが上達！

• 脚本・台本形式のストーリー作り
• 立ち絵キャラのエフェクト
• 字幕（セリフ）の装飾

上記をあれこれ考えているだけで、いつのまにか動画作りが上達していくので、初心者の方には特に「ゆっくり実況動画」からの動画作りをオススメします。

無料で作れる「ゆっくり実況動画」に必要なのは「パソコンだけ」！

「ゆっくり実況」動画作りの始め方はとても簡単です。

必要機材はパソコンだけ！

	必要機材	金額
動画編集ソフトは？	ゆっくりムービーメーカー4	無料
パソコンは？	「ゆっくりムービーメーカー4」なら低スペックPCでオッケー！	5万円〜
動画テーマは？	ゲーム実況、解説動画	---
録画ソフトは？	OBS Studio	無料

動画編集ソフト「ゆっくりムービーメーカー4」を使うのに必要なパソコンのスペックは低スペックPCでオッケーです。グラボが刺さっていればオッケーくらいの低スペPCでも動画編集できます。

また「ゆっくりムービーメーカー4」を使うにあたっては直感的に作業できるので、わざわざ動画編集ソフトの使い方を学習する必要もありません。

「ゆっくり実況動画」の作り方！

ゲーム実況時を例に「ゆっくり実況動画」の作り方を解説します。ゲーム実況を例にする理由は、ゲームの実況動画には、何かしら機材・ソフトが必要になるからです。必要な機材・ソフトで不足があれば購入を検討してみてください。

ゲームは「マイクラ」にします。マイクラは依然として人気のあるゲーム実況ソフトだからです。

ゆっくり実況動画を作る流れ！

① 「ゆっくり実況動画」には3点準備する。 YMM4、立ち絵、OBS

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①ストーリーを考える。 三幕構成・台本を作ろう！

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②ゲームを録画する。 OBS Studioを使おう！

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③録画した動画を編集する。 YMM4を使おう！

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④「ゆっくり実況動画」に便利なもの キャプチャーボード、Switch！

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⑤動画アップロードする。 Youtubeにアップ！

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⑥完了！ 念の為、ライセンス規約を確認！

コンシューマー機でゲームする場合はキャプチャーボードが必要になります。

キャプチャーボードは似ている製品ばかり迷いますが、スペックの見方が分かれば選ぶのは意外と簡単です。

キャプチャーボード選びは簡単！

① 「ゆっくり実況動画」は、無料で使える通称"三種の神器"を準備する！

②「ゆっくりムービーメーカー4」ダウンロード

「ゆっくりムービーメーカー4」を使うにあたって、準備することは下記2点です。

「饅頭遣いのおもちゃ箱」から「ゆっくりムービーメーカー4」をダウンロードしましょう。

③ 立ち絵ダウンロード

注意：立ち絵キャラの瞬き・口パク設定

立ち絵の「口パク・まばたき」の設定には一手間かかります。

口パク・まばたき設定手順

• 素材のファイル名を変更する。
• 「ゆっくりムービーメーカー4」に素材を設定する。

参考記事

④「OBS Studio」ダウンロード

⑤「ゆっくり実況」ストーリーの考え方！

手探りで面白いストーリーを作るのは難しいです。何より考えているだけで頭が痛くなりますし疲れます。

そんなストーリー作成において、絶対にストーリーが面白くなるテクニックがあります。

そんな三幕構成を使えば面白いストーリーを作れます。本当です。

三幕構成を使えば

• どんでん返しなどシーンの見せ方が分かる。
• 見せるタイミング・時間配分が分かる。
• 視聴者が見て飽きないシナリオになる。

実際にマイクラのエンドラ討伐を例に実際にストーリーを構成してみましょう。

⑥ ゲームを録画する：OBS Studioを使おう！

⑦「ゆっくり実況動画」におすすめキャプチャーボード「GC553」

⑦'「ゆっくり実況動画」には「Switch」がオススメ！

⑧ 動画編集する：「ゆっくりムービーメーカー4」の使い方！

• 「ゆっくりムービーメーカー4」使い方

詳しくは下の記事で解説しています。本当に5分で読めるのでぜひ見てください。

実践：「ゆっくり実況動画」を考えてみる

「ゆっくり実況動画」を考えてみましょう。

マイクラにはエンダードラゴンというラスボス的な敵がいます。ただ、マイクラはオープンワールド、フリーシナリオのゲームなので倒すかどうかは自由です。

そんなエンドラ系を倒すRTA系の動画は数多くあり人気です。このエンドラを使って10分動画を考えてみます。

準備するもの：ワールド生成時からエンドラ討伐までの動画（録画時間はなんでも構いません。）

コツ①：作ったストーリーを時間配分する。

主シナリオ エンダードラゴンを倒す。	副シナリオ	10分配分
最初の木こり＆クラフト
鉱石掘り（ブラマイ）	ダイヤ掘り	1分15秒
	溶岩ダイブ
	黒曜石を作る
	ネザーポータル作成
ネザー	エンダーアイ	3分45秒
	ネザー要塞発見
ネザー要塞	ブレイズ討伐	5分
	エンダーアイ×12
	エンドポータル開通
エンダードラゴン	戦闘準備	6分15秒
	エンドラ戦い	7分30秒
	エンドラ討伐	9分25秒

三幕に沿った時間配分を記載しました。三幕構成の説明は下の記事に譲るとして、この時間配分で各々のシーンを見せれば、見ていても退屈しない飽きない動画になります。

コツ②：＋αでどんでん返しを追加する。

7分30秒から始まるエンドラとの戦いシーンには「窮地＆どんでん返しシーン」を入れましょう。この時、窮地＆どんでん返しを2回以上繰り返しましょう。

窮地＆どんでん返しのタイミング

全滅シーンなどエンドラの絶望的な強さを見せる。	8分30秒
↓
拠点の武器が全ロスして戦えないなど、さらに窮地を見せる。	8分45秒
↓
どうにかして巻き返してエンドラ討伐完了	9分35秒
↓
後日談	9分35秒以降

こうすることで「8分45秒」に見てる人は「マジか！」となります。

この後、後ろの尺の短さでどうやって取り戻すんだと。

どうでしょうか？ワクワクしませんか？

ちなみに、三幕構成では動画の尺の長さは関係なく「5分なら5分用の尺」でも考えることができます。

三幕構成の本

⑨ 「ゆっくり実況」の動画書き出し＆Youtubeアップロード！

動画の編集が完了したら、動画をアップロードしましょう。動画を書き出す設定で悩むかもしれませんが、さほど難しくありません。

Youtubeにアップする画質（解像度）

画質（解像度）	オススメ
FHD（1920×1080）30fps	画面に動きがない動画 例：解説動画、商品レビューなど
FHD（1920×1080）60fps	画面に動きがある動画 例：日常動画、RPG、FPSゲームなど

基本は「FHD（1920×1080）60fps」で動画を書き出しましょう。Youtubeの推奨（基準）が「FHD（1920×1080）60fps」だからです。

一方、料理動画などであれば4K動画高画質にしても良いかと思います。

「ゆっくりムービーメーカー4」上での細かな手順を知りたい方は下の記事を参考にしてみて下さい。

⑪ 「ゆっくりムービーメーカー4」の商用利用について

「ゆっくりムービーメーカー4」で出来ない演出は「手ブレ」カメラワーク！