こんにちわ「ふる(プロフィール詳細)」です。
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この記事は作成中です。気になる方は、急かしのコメントしてください。
この記事では【無料】と書いてある通り、レンタルサーバーを使いません。準備するものは、自宅のPCとインターネット回線だけです。
皆さん大好きな「マインクラフト」に関する記事です。
どうしてプロのエンジニアである僕がマイクラサーバーの立て方を記事にしているのか?
はっきり言って現状検索してヒットする記事では鯖を構築するのは無理だからです。
他の人の鯖建ての記事を一通り見ましたけど、肝心のポート開放の説明が「別の記事にまとめてます」ですから。
マイクラ鯖を立てる記事あるある!
- 例えば「マイクラ鯖を建てる」と書いておきながら「サーバーを起動させるコマンド」を延々解説している記事
- VPSサーバーを契約しましょう系の記事
- ポート設定のやり方をきちんと解説していない記事
- ポート開放の手順を完全に間違えて説明している記事
知りたいことは「自分のPCを使って無料でマイクラ鯖を立てる方法」ですよね?
残念ながら僕のこの記事以外で、きちんと解説されている記事は無いですよ。
それくらいこの記事で「確実に鯖を構築してもらえる自信」があります。当然「無料で」です。
鯖立ては「ポート開放」が一番重要
サーバーを建てる=外部に公開する=ポート開放なんです。
つまり「サーバー構築」の記事では「ポート開放のやり方」を解説する内容になるはずです。
それを「ポート開放」を最後に数行程度で説明している記事なんか読んでも「時間の無駄」です。
しかも、ポート開放の説明も間違いだらけで酷い記事ばかりです。
肝心のポート開放が何かを説明できないから最後にちょろっとしか書けないわけです。
そりゃサーバーなんか建てれませんよ。
その記事を読んで鯖を立てようとした人たちは延々と設定ミスを特定できなくて、結局、サーバーに接続できず諦めた人が大半だと思います。
この記事では誰でもサーバーを確実に立てれるようにきちんと解説します。
僕はマイクラサーバーを50回くらいスクラップ&ビルドしてきた「マイクラ博士」なので任せてください。
また、ITを専攻して慶應を院卒したプロのエンジニアなので、IPやポートの設定や説明に間違いはないので安心して参考にしてください。
この記事では
- 誰でもマイクラ統合版サーバーを立てれるようにします。
- 当然、ConoHa WINGなど課金サーバーは使いません。無料です。
- セキュリティレベルを下げない程度に家のネットワーク環境をイジります。
注意)Java版サーバーの立て方は別記事にあります。
繰り返しますが、課金サーバーは使いません。
例えば、ConoHa WINGなどレンタルサーバーで立てるやつとか、Minecraft Realms(レルムズ)などです。
あと、IPアドレスなど不慣れな用語も出てくるので落ち着いて読んで理解してください。分かりやすく解説しています。
見ているとレンタルサーバー(VPSサーバー)に誘導する記事が多いですが、はっきり言って「アフィリエイト(広告収入)」が目的です。
ConoHa VPS 月額プラン
月額 | プレイ人数 | |
---|---|---|
2GBプラン | 1,426円 | 4人以下 |
4GBプラン | 2,901円 | 5〜10人以下 |
8GBプラン | 5,802円 | 11人以上 |
ConoHa VPSだと最低2GBプランでも1,426円ですから。めちゃくちゃ高いです。
マイクラサーバーを建てたところで、24時間ずっとつけっぱなしにはしないですし。
無料で「使いたい時に起動する自前サーバー」をオススメします。
Minecraft(マイクラ)には「Java版」と「統合版(Bedrock版)」がある。
知ってる方は読み飛ばしてください。マインクラフトには、Java版と統合版があって、違いがあるのでサーバー建てるならどちらが良いか考える必要があります。
JAVA版と統合版の違い
JAVA版 | 統合版 | |
---|---|---|
オススメ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
対応端末 | Windows、Mac、Linux | Windows 10、スマホ(iOS・Android)、Xbox Series X|S、Xbox One、Nintendo Switch、PlayStation 4、Kindle Fire、Fire TV、Oculus Rift 注意:Mac、Linuxは非対応 |
MOD・Plugin | 両方○ | プラグインのみ |
サーバー構築 | 建て易い | JAVA版に比べて一手間かかる |
ひとこと | やはりマイクラはMODがあった方が良い。全力でマイクラを楽しむならJAVA版がオススメ。 | スマホとNintendo Switchが出来るのはデカい。ただ、スマホでプレイするのはやりづらい。 |
要するに、マイクラ統合版はMac、Linux以外のあらゆるデバイスでプレイしたい時にオススメです。
スマホでマイクラをやっている人が多いので、統合版サーバーのニーズは意外とあります。
本記事では、家で無料で統合版マイクラサーバーを立てる方法を解説します。
あなたが使いたいマイクラサーバーは、JAVA版か、統合版どちらでしょうか?
※僕がサーバーを建てる時の参考にしたいため。
マインクラフト統合版(Bedrock版)サーバーのシステム要件
Minecraftサーバーを安定して動作させる環境を確認しましょう。先に言っておくと、システム要件はかなり緩いです。
サーバー機の重要パーツは【メモリ】なので潤沢に積むようにしておけばサーバースペックが不足することはないでしょう。
最低性能 | |
---|---|
CPU | 2コア / 1.8GHz |
GPU(グラボ) | サーバー機にグラボは必要ない。ただし、サーバー機でマイクラもプレイするならグラボは必要(マイクラプレイ環境を参考)。また、自作PCのCPUがAMDの場合は、グラボが必要なので注意すること(または末尾Gの内臓グラフィックCPU)。 |
メモリ | 2GB / DDR4 2133MHz 接続人数とメモリの目安 1〜3人:2GB 4〜8人:4GB 9〜15人:8GB 16〜40人:16GB 41〜80人:32GB 81〜150人:64GB 安定動作には最も重要なスペックです。記載は最低スペックなので記載より多めに積んでおくのがオススメです。 |
ストレージ | 完全に好みですが、バックアップもきちんとやるなら下記がオススメです。 起動ディスク:SSD200GB バックアップ:HDD1TB |
回線 | 50〜100Mbps |
OS | Windows or Ubuntu(Linux) |
上で見た通りマイクラサーバーは【低スペPC】で十分稼働します。レンタルサーバーを使うと月額1,000円を払い続けますからコスパが悪いです。
ちなみに、僕はサーバー専用機を用意せずに、自作のゲーミングPCにサーバーを構築しています。同じPCでマイクラもプレイしています。
マイクラ用途に限らず、「Apex」なども出来るパソコンを自作しておいて、そこにマイクラサーバーを建てるのもオススメです。
僕のサイトでは価格別にBTOパソコンを比較していたり、コスパ良い自作PCのパーツ構成を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
統合版マイクラサーバーにJavaのインストールは不要?
統合版マイクラサーバーを建てる流れ
他の記事ではどういう訳か、サーバー構築で一番重要な「ポート開放」を後回しに解説しています。
サーバーを公開する際に一番大切なのは「ポート開放」です。これからサーバー公開のためにポート開放の設定手順を一歩ずつ解説します。やることを【時間をかけて】でもじっくり読んで理解してみてください。
僕は大企業で研究開発職すらしていたので技術的な説明に間違いは書いてません。ここで書いてあるサーバー構築は、一般のエンジニアでも役立つ知識なので身につけておいて損はありません。
統合版マイクラサーバーを建てる流れ
やること | ひとこと | |
---|---|---|
① | Bedrodk版のサーバーファイルをダウンロードする。 | |
② | サーバーを起動するパソコンのポートを開放する。 | PC側ポート開放です。 |
③ | サーバーを起動する。 | ③から⑤はPC側ポート開放の確認作業です。 |
④ | Wifi接続したスマホでPEを起動してサーバーに接続する。あるいは、インターネットに接続したPCから接続しても良いです。 | 接続できたら①PC側ポート開放は上手くいっています。 |
⑤ | サーバーを落とす。 | |
⑥ | 家のルーターのポートを開放する。 | ルーター側ポート開放です。 |
⑦ | 家のルーターにPC側ポートの転送設定をする。 | ルーターにPC(サーバー)側のポート設定することで、外部の接続をPC(サーバー)に誘導する。 |
統合版のみ | Xboxの指定ポートを開放する。 | 統合版サーバー(Bedrodk版サーバー)固有の設定です。 |
⑧ | サーバーを起動する。 | ⑧から⑩はルーター側ポート開放の確認作業です。 |
⑨ | 4G回線(携帯回線)のスマホでPEを起動してサーバーに接続する。あるいは、確認君からPing確認しても良いです。 | インターネット接続したPCから接続しても意味がないので注意すること(普通にサーバーに接続できる。)。 |
⑩ | サーバーを落とす。作業完了。 | ⑧でサーバーに接続できていれば、無事に作業完了です。 |
ポイントは「PC側ポート」と「ルーター側ポート」の二つの機器のポートを開放することです。みんなが「出来ない」となっているのは「PC側ポート」のみを開放して「ルーター側ポート」の開放を忘れているからです。
また、ポート開放に何かしらソフトを使ってやる方法もあります。使い易いなら使っても構いませんが、PC側のポートを開放しているのか、ルーター側のポートを開放しているのか、分かった上で使ってください。これが分からないと一生サーバーが立てられないので。
一度は耳にする「ファイヤーウォール」ですが、「ポート」や「ポート開放」という用語とセットで覚えましょう。
ファイヤーウォール
「ファイヤーウォール」は、コンピュータネットワークにおいて、コンピュータセキュリティの保護、その他の目的のため、通信を制御・阻止(パケットフィルタリング)する機能を言います。
「ファイヤーウォール」は、パソコン、スマホ、ルーターなどすべてのデバイスに搭載されている機能と理解しておいてください。高速道路の料金所みたいなもので「許可された車だけを通す仕組み」です。
ポート
インターネット上では、パケット車がたくさん走っています。すべてのパケット車が料金所を通れるわけではなく、開放されているポート(料金所)のみ通過できます。
ポートはプログラムごとで使用しており、デフォルトで開放されているポートを【Well Known Port(ウェルノウンポート)】と言います。例えば、http通信は80番ポートを使っています。
Well Known Port 以外のポートは閉じているので、各自自ら手動でポートを開閉させています。「え?そんなんやってたんだ?」と思ったかもしれませんが、プログラムをインストールするタイミングでみんなやっています。「プログラムを許可しますか?」に承諾することでコンピューターのポートが開放されています。
少しだけ脱線!インターネットでサーバーに接続するイメージを掴もう!
みんなの理解のために少しだけ話しを脱線させます。インターネットでサーバーに接続するイメージを説明します。
イメージ:自分の家から友達の家(マンション)に行くのと同じ
- 友達の家の住所(IPアドレス)を確認して自分の家を出る。
- 自分の家から友達の家(マンション)に向かう。ただ、道順は自由。
- 友達のマンション(205号室とか)に着く。
- 玄関到着したらピンポンを鳴らす。※ここがルーター接続
- 玄関越しに友達の部屋に案内される。※ここがルーターからPC(サーバー)へのポート転送です。
- 友達の部屋に入る。※ここがサーバー(PC)への接続です。
どうですか?分かりやすくないですか?自分で言うのも何ですけど、めっちゃくちゃ分かり易いですよ。これ。
ここでのポイントは「玄関=ルーター」で「友達の部屋=サーバー」なんです。必ず玄関(ルーター)を通って、友達の部屋(サーバー)に入るんです。
だから、上で書いた「⑨番:家のルーターにPC側ポートの転送設定をする。」が必要なんです。これをしないと、玄関に着いても、どの部屋に行けば良いか分からないですからね。
友達の部屋に行くには「IPアドレスとポート」が必要!
- IPアドレスは住所のこと。上の例では、友達の家の住所のこと。
- ポートは2種類。
①玄関(ルーター)ポート:友達のマンションの号室(205号室とか)のこと。
②PC(サーバー)ポート:友達の部屋のこと。玄関についても、部屋(サーバーポート)が分からないと辿り着けないでしょ?
ま、分かりづらければ「IPアドレスだけでは、友達の部屋(サーバー)に到着できない」ということだけは押さえておきましょう。
サーバー運用上、セキュリティリスクで注意すべきこと。
セキュリティ上で注意すべきことは基本2つです。
セキュリティリスク | ひとこと | |
---|---|---|
IPアドレスを知られること。ただし、ポート番号知られていない。 | 中 | IPアドレスは調べれば特定できますが、知られないようにした方が良い。 |
IPアドレスも知られて、ポート番号も知られている。 | 高い、ただ、危険なのはその部屋だけ(開けたポートだけ) | 部屋に鍵がかかって無いのと同じ状況なので、「友達の部屋」には強盗が入りたい放題です。 ただ、分かりづらかもしれませんが、マンションの他の部屋は鍵がかかっている状況です。 |
先ず言いたいことは、ポート開放はセキュリティを下げます。友達の部屋だけは入りたい放題の状況です。それ以外の部屋は鍵がかかってます。
これはサーバー運用上しょうがないリスクです。サーバーは、穴を開けてリスクを許容して運用します。当然、対策はしますが。こういうものだと思ってください。簡易な対策だと、ポート番号を定期的に変更したりします。
また、セキュリティリスクが本当に不安になったらポートを閉じましょう。要するに、部屋に鍵をかけようということです。
統合版マイクラサーバーを建てる!
統合版マイクラサーバーの流れに沿って、詳しく解説していきます。
①Bedrodk版のサーバーファイルをダウンロードする。
Bedrodk版サーバーファイルを公式サイトからダウンロードしておきます。
②サーバーを起動するパソコンのポートを開放する。
先ず、LAN内のパソコン(サーバー)のポートを開放します。手順自体は簡単だと思います。WindowsとUbuntuの場合で種類分けして書いておきます。
Windowsパソコンのポートを開放する場合
ubuntuのポートを開放する場合
③サーバーを起動する。
③から⑤まではPC側ポート開放の確認です。ポート開放⇒確認の流れを身につけましょう。ポイントは「焦らず一歩ずつ進めること」です。
ここはポート開放確認のためのサーバー起動なので余計なパラメーターをつけずに初期設定のまま起動させましょう。メモリ設定などパラメーターをつけたい方はそれで起動しても構いませんよ。
④Wifi接続したスマホでPEを起動してサーバーに接続する。
あるいは、インターネットに接続したPCから接続しても構いません。
ポイントはWifi接続したスマホで接続することです。かなり技術的な説明になりますが、4G回線とWifi回線で接続するネットワークは異なるからです。
- Wifi回線:家のLAN内のネットワークに接続しています。
- 4G回線:携帯キャリアの基地局に接続します。家から見てWAN(外部ネットワーク)に接続します。
技術的ですがインターネットには「LAN」と「WAN」のネットワークがあり、今自分はLANに接続しているのか、WANに接続しているのか、区別することが重要です。
ここでは「Wifi回線」でLAN内に接続してサーバー接続を確認します。
ちなみに、まだサーバーは外部ネットワーク(WAN)に公開されていないので、スマホを4G回線に切り替えてサーバーに接続してもサーバーには接続できません。
⑤サーバーを落とす。
接続を確認したら、PC側ポート開放は成功です。サーバーを落として、ルーター側ポートを開放していきます。
⑥ルーターのポートを開放する。
ルーター側のポート開放の流れは下記です。
- ⑥−1:ルーターの接続アドレス(ローカルIPアドレスとも言う)を調べる。
- ⑥−2:アドレスを使ってルーターに接続する。※ユーザー名とパスワードが必要。
- ⑥−3:WAN側ポート開放を設定する。
ポート開放するルーター上の画面は当然メーカー(Buffalo、NECなど)ごとに変わるので注意してください。
⑥−1:ルーターの接続アドレス(ローカルIPアドレスとも言う)を調べる。
WindowsとUbuntuで微妙に調べ方(使うコマンド)が変わるので、念の為、両方書いておきます。調べなくてもルーターのアドレスがわかるようなら、ここの作業は不要です。
Windowsでルーターのアドレスを調べる:ipconfigコマンド
- コマンドプロンプト(cmd.exe)を起動する。
- ipconfig allコマンドを打つ。
- デフォルトゲートウェイのアドレスを確認する。
Ubuntuでルーターのアドレスを調べる:routeコマンド、netstatコマンド
- ターミナルを起動する。
- routeコマンド、netstatコマンドを打つ。
- デフォルトゲートウェイのアドレスを確認する。
⑥−2:アドレスを使ってルーターに接続する。※ユーザー名とパスワードが必要。
⑥−3:WAN側ポート開放を設定する。
編集中
⑦家のルーターにPC側ポートの転送設定をする。
統合版のみ:Xboxの指定ポートを開放する。
⑧サーバーを起動する。
⑧から⑨はルーター側ポート開放の確認です。先ずはサーバーを起動します。
⑨4G回線(携帯回線)のスマホでPEを起動してサーバーに接続する。あるいは、確認君からPing確認しても良いです。
⑩サーバーを落とす。作業完了。
僕が作ったすべて無料の素材サイト「PixJam」
MOMOHUKUを見てくれてる人は、何かを作ることが好きな"クリエイター"の人たちが多いです。
そして、僕も何かを生み出すのが好きな"クリエイター"です。
"クリエイター"にとって、便利なのが「素材サイト」です。
「PixJam」は、商用利用も含めてすべて"無料"で使える「素材サイト」です。
「PixJam」はすべて無料で使える素材サイト!
- ゆっくり実況で使う
- イラスト制作に使う風景
- 絵の練習用など
"無料"と断言できるのは「PixJam」を作ったのは「僕」だからです。
「PixJam」にある素材は、個人でも意識しないで気ままに利用できるように「かなり自由度の高い無料素材サイト」として利用規約をアレンジしています。
例えば、事業における販売(2次利用)も可能とするよう規約を工夫しています。規約は"くまもんの利用規約"を参考にしました。
ちなみに、くまもんの利用には熊本県に許諾申請の必要がありますが「PixJam」では不要ですよ(当たり前ですが。)。
眺めてるだけでもアイデアに繋がるようなサイト構成にしています。
ぜひ行きつけの「素材サイト」として活用してみてください。
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