M.2 SSD、SSDとHDD(ハードディスク)の違い、選び方を解説!

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意外ですが、M.2 SSD、SSD、HDDは何気に棲み分けが出来ています。

質問ですが、ガッツリ動画編集するなら「M.2 SSD」「SATA2.5インチSSD」「HDD」のどれを選びますか?まぁその違いが分からないから、この記事を読んでいるのだと思いますが。

先ず、結論としてM.2 SSD、SSD、HDDの棲み分けをまとめると下記です。

M.2 SSD、SSD、HDDの棲み分け

  • ゲームなど全般用途👉SSD
  • 映像録画、動画編集など容量が必要👉HDD
  • 速さにこだわる人👉M.2 SSD

ちなみに、耐久性・寿命はM.2 SSD ≧ 2.5インチSSD > HDDです。

映像・動画関連をガッツリやるならストレージは「HDD」にした方が良いです。SSDは大容量になるにつれて急激にコスパが悪くなるからです。「HDD」にも「低速」ながら出番があるわけです。

それに加えて言えば、「M.2 SSD」か「SATA2.5インチSSD」を選ぶなら、僕は「SATA2.5インチSSD」をオススメします。「M.2 SSD」が発熱部品で長く使うには不安があるからです。

BTOなど市販のPCはほとんどがM.2 SSD固定ですが、僕は「SATA2.5インチSSD」を使った方が良いと言っておきます。まぁそんなM.2 SSD、SATA2.5インチSSD、HDDの違いを本記事で解説します。

目次

M.2 SSD、SSD、HDDの耐久性・寿命は「2.5インチSSD ≧ M.2 SSD > HDD」で(ファイナルアンサー)

※容量によってTBW、ワークロードが変化するため容量2TBで比較しています。

M.2 SSD2.5インチSSDHDD

Samsung 980 PRO 2TB


Samsung 870 QVO 2TB

Western Digital 8TB WD Gold
5年あたり1,200TBWN/Aワークロード
最大900TB
3年あたり720TBW720TBWワークロード
最大540TB
1年あたり240TBW240TBWワークロード
最大180TB/年※1
1日あたり約0.67TBW約0.67TBWワークロード
約0.5TB
引用:Samsung 980 PRO 製品概要
引用:Samsung 870 QVO 製品概要 ※本来の製品保証は3年
引用:WD Gold 製品概要
※1 WD Gold 2TBに年間ワークロードの記載はなく「WD Purple 2TB」の年間ワークロードを利用

耐久性に関する比較結果が上です。

はっきり言ってしまえば、SSDとHDDの耐久性・寿命の比較は、犬と猫の寿命を比較するようなもんです。なぜなら、耐久性に関して共通の指標がないからです。ただ「製品は5年使える」など前提を与えれば、一日あたりの限界が分かります。

それを比較すれば、SSD・HDDの耐久性・寿命に関する結論は「2.5インチSSD ≧ M.2 SSD > HDD」です。

TBWは「書き込み総量」、ワークロードは「読み書き総量」です。HDDはデータを読み込むだけで消耗します。なので、2.5インチSSDとHDDを比較すると圧倒的に2.5インチSSDの方が耐久性・寿命は上だと分かります。

M.2 SSDの欠点は、爆速だが交換しづらいこと。


970 EVO Plus

980

980 PRO

980 PRO ヒートシンクモデル

990 PRO
容量2TB、1TB、500GB、250GB1TB、500GB、250GB2TB、1TB、500GB、250GB2TB、1TB2TB、1TB
内蔵・外付け内蔵内蔵内蔵内蔵内蔵
インターフェースPCIe Gen 3.0 x4(NVMe)PCIe Gen 3.0 x4(NVMe)PCIe Gen 4.0 x4(NVMe)PCIe Gen 4.0 x4(NVMe)PCIe Gen 4.0 x4(NVMe)
読込速度3,500MB/s3,500MB/s7,000MB/s7,000MB/s7,450MB/s
書込速度3,300MB/s3,000MB/s5,100MB/s5,100MB/s6,900MB/s
NAND TypeSamsung V-NAND TLCSamsung V-NAND TLCSamsung V-NAND TLCSamsung V-NAND TLCSamsung V-NAND TLC
TBW1,2006001,2001,2001,200

爆速だからとM.2 SSDを選ぶのはやめた方が良いです。パソコン寿命は「熱」との戦いだからです。パーツの故障原因は9割が「熱」によるものです。

M.2 SSDはヒートシンクを搭載するモデルがあるほど「発熱」します。「発熱」はパーツの「寿命」に直結します。また「熱」でパーツ性能も劣化します。

例えば、グラボは熱が原因でコンデンサが故障します。マイニングなど常時高温で24時間稼働させると、高級な3080グラボですら大体1〜2年で故障します(当然、新品時に比べて30〜40%性能もガタ落ちます。)。



圧倒的、壊れづらさを誇るのは「SATA2.5インチSSD」


870 QVO

870 EVO

970 EVO Plus

980

980 PRO
容量8TB、4TB、2TB、1TB4TB、2TB、1TB、500GB、250GB2TB、1TB、500GB、250GB1TB、500GB、250GB2TB、1TB、500GB、250GB
内蔵・外付け内蔵内蔵内蔵内蔵内蔵
インターフェースSATAⅢ 6Gb/sSATAⅢ 6Gb/sPCIe Gen 3.0 x4(NVMe)PCIe Gen 3.0 x4(NVMe)PCIe Gen 4.0 x4(NVMe)
読込速度560MB/s560MB/s3,500MB/s3,500MB/s7,000MB/s
書込速度530MB/s530MB/s3,300MB/s3,000MB/s5,100MB/s
NAND TypeSamsung V-NAND QLCSamsung V-NAND QLCSamsung V-NAND TLCSamsung V-NAND TLCSamsung V-NAND TLC
TBW2,8802,4001,2006001,200

文章

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HDDがSSDに勝るのは「容量価格」※コスパの良さ

スペックGold 8TB
型番WD8004FRYZ
フォームファクター3.5インチ
インターフェースSATA 6GB/s
データ転送速度255MB/s
RPM7200
平均所要電力(動作時)8.8W
キャッシュ256MB
年間ワークロード最大550TB/年
MTBF200万時間
年間故障率0.44%
製品保証5年
動作時の温度範囲5℃〜60℃
非動作時の温度範囲-40℃〜70℃
騒音(シーク時)36dBA
重量0.715kg
引用:WD Gold 製品概要

文章

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総評

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M1・M2 Macでゲーム配信しないのは「勿体ない」です。

M1・M2 Macは思っている以上に何でもできるハイスペックマシンだからです。

しかし、ほとんどのFPSゲームには、必ず「WindowsゲーミングPC」が必要になります。

ただ、これからはM1・M2 Macでゲームするのが普通です。

なぜなら、今後、ゲーミングPCは「クラウドGPUの時代」だからです。

GeForce NOWには無料のフリープランがあるので、とりあえず、試しにM1・M2 MacをWindowsゲーミングPC化できます。

今後、ますます「ゲーム配信」が活発になります。

GeForce NOWを使えば、母艦(M1・M2 Mac)のスペックなんか関係ないからです。

GeForce NOWなら「高額で巨大グラボ」が無くても、Windowsゲームが出来るわけです。

M1・M2 Macで「ゲーム配信」をするのをオススメします。



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