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ウエスタンデジタル HDD(ハードディスク) 色別に用途・性能を解説!

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本記事を見ている方は「HDD増設」でWestern Digitalを検討している方だと思います。

Western Digital(ウエスタンデジタル)のHDDは、機種ごとに色分けされているので、自分の使い方に合ったHDD選びが重要です。

WD HDDバリエーション
低スペック
高スペック

まぁ、色々ありますが、「HDD増設」を考えている方は、動画編集、映像録画など大容量データを高頻度で読み書きするのを意図していると思います。

結論ですが、大容量で最強に頑丈な「WD Gold」を買っておけば良いです。

「WD Gold」で良い理由

  • 動画はデータ容量が大きい
  • 動画は読み書き頻度も多くなる
  • 最高スペックでもSSDより大幅に安い

例えば、ゲーム用途ならWD Black(黒)を買えば事足りますが、ゲーム用途に+α動画編集などを考えている場合は、WD Gold(金)を選んだ方が良いでしょう。

本記事では、Western Digital(ウエスタンデジタル)のHDDを機種別に解説します。今まで迷っていた「HDD選び」が、本記事を読むだけで簡単に分かるようにしています。

目次

ウエスタンデジタル HDD(ハードディスク) 色別一覧


Blue

Black

Red

Red Plus

Purple

Purple Pro

Gold
用途PC一般ゲームNASNAS監視カメラ監視カメラ企業サーバー
I/FSATA 3.5インチSATA 3.5インチ
記録方式CMRCMR
年間ワークロードN/A最大180TB/年最大550TB/年
MTBFN/A最大100万時間最大250万時間
容量最大 8TB最大 10TB2~6 TB1~14TB最大8TB最大22TB
ベイ数N/A最大8ベイ最大8ベイ最大16ベイ最大16ベイ最大16ベイ
特徴低消費電力ゲーム用にDLC容量、高速読み込み24時間365日常時稼働NAS高頻度の書き込み監視カメラ、屋外環境向け最高レベルの高信頼、高耐久
製品保証※2年間5年間3年間3年間3年間5年間5年間
※Amazon購入時に付与される限定保証
※詳しくはWD.com 製品保証(https://support-jp.wd.com/app/Warranty_Policy#group3)参照
Western Digital HDDの色別用途
  • WD Gold(金):FHD以上の動画編集、録画用途
  • WD Purple(紫):監視カメラ用途
  • WD Red(赤):共有サーバー用途(NAS)
  • WD Black(黒):ゲーム用途
  • WD Blue(青):一般用途、ブログ、プログミング

HDDの選び方は「青」と「赤」でHDDの違いを抑えるのがポイントです。「赤帯」の方が値段も高くなるのですが、それ以上に抑えておくべきポイントがあります。

「青」と「赤」の違い

  • 「青」のHDDは常時稼働を想定していません。
  • 「赤」のHDDは24時間365日常時稼働を想定しています。

つまり「赤」のHDDの方がより頑丈ということです。

酷使して使用できるハードディスクなので、長い期間で安心して使用できるということです。

Gold(金) 性能と価格一覧

スペックGold 8TB
型番WD8004FRYZ
フォームファクター3.5インチ
インターフェースSATA 6GB/s
データ転送速度255MB/s
RPM7200
平均所要電力(動作時)8.8W
キャッシュ256MB
年間ワークロード最大550TB/年
MTBF200万時間
年間故障率0.44%
製品保証5年
動作時の温度範囲5℃〜60℃
非動作時の温度範囲-40℃〜70℃
騒音(シーク時)36dBA
重量0.715kg
引用:WD Gold 製品概要

まぁ、初めての人からすると「結局、どれを選べば良いの?」ってなると思いますが、

結局、結論は最高スペックの「WD Gold」を買っておけば良いです。

HDDなんてどれを買おうがSSDより大容量で大幅に安いからです(どうせ安いから最高スペックで買えば良いという理屈です。)。ちなみに、SSDを「爆速だから」といって買うのは間違いです。思っている以上に、SSDは容量のコスパが悪いからです。

まぁ価格を見てもらった方が早いので下に載せておきます。

ちなみに、これはパーツに熟知してる僕の暴論ですが「HDD増設」は、8TBで10万円のSSD「Samsung 870 QVO」か、3.4万円の磁気ディスク「Western Digital 8TB WD Gold」の二択でしかありません。

調べてもらえれば分かりますが、大容量で販売されるSSDは「Samsung 870 QVO」くらいしかないからです。あとは、あって「4TB」のSSDです。そして高いです。

話を戻すと「HDD増設」が必要になる理由なんて「動画編集」「映像録画」くらいしかありません。最近はゲーム用途でもプレイを振り返るために、プレイ動画を録画する人もいるくらいです。

まぁ、毎日、大容量の動画データを高頻度でHDDに読み書きしまくるわけです。それなら、最初か最強に頑丈でSSDよりも大幅に安い「WD Gold」を大容量を備えておけば良いわけです。

Blue(青) 性能と価格一覧

スペックBlue 8TB
型番WD80EAZZ
記録方式CMR
フォームファクター3.5インチ
インターフェースSATA 6GB/s
データ転送速度185MB/s
RPM5640
平均所要電力(動作時)6.2W
キャッシュ128MB
MTBFN/A
年間故障率N/A
製品保証2年
動作時の温度範囲0℃〜65℃
非動作時の温度範囲-40℃〜70℃
騒音(シーク時)30dBA
重量0.75kg

「WD Gold」と対局にあるのが「WD Blue」ですが、耐久性が劣るので動画編集用のボリュームには圧倒的に不向きです。ただ「8TB」大容量で1.5万なので、これはこれで全然使えます。

ただし、製品保証「2年」でも分かる通り、長期運用には向かないHDDなので使い捨て前提に向いています。僕だったらブログ、プログラミング用途で「WD Blue」を使いたいと思います。

Black(黒) 性能と価格一覧

スペックBlack 8TB
型番WD8001FZBX
記録方式CMR
フォームファクター3.5インチ
インターフェースSATA 6GB/s
データ転送速度263MB/s
RPM7200
平均所要電力(動作時)8.2W
キャッシュ256MB
MTBFN/A
年間故障率N/A
製品保証5年
動作時の温度範囲5℃〜55℃
非動作時の温度範囲-40℃〜70℃
騒音(シーク時)36dBA
重量0.72kg

スペックを見ると、普通にコスパが良いのが「WD Black」です。ゲーミングデータの容量確保なら「WD Black」を選ぶと良いでしょう。ただし、MTBFが「N/A(非公開)」なので、耐久性は期待できないです。

最近は録画しながらゲームするのが主流なので、結局は「WD Gold」の方が耐久性がありコスパが良いです。

Red(赤) 性能と価格一覧

スペックRed 6TB
型番WD60EFAX
記録方式SMR
フォームファクター3.5インチ
インターフェースSATA 6GB/s
データ転送速度180MB/s
RPM5400
平均所要電力(動作時)4.8W
キャッシュ256MB
MTBF100万時間
年間故障率N/A
製品保証3年
動作時の温度範囲0℃〜60℃
非動作時の温度範囲-40℃〜70℃
騒音(シーク時)27dBA
重量0.64kg

WDのHDDシリーズは「WD Red」から耐久性が上がります。

スペックRed Plus 8TB
型番WD80EFZX
記録方式CMR
フォームファクター3.5インチ
インターフェースSATA 6GB/s
データ転送速度185MB/s
RPM5640
平均所要電力(動作時)6.2W
キャッシュ128MB
MTBF100万時間
年間故障率N/A
製品保証3年
動作時の温度範囲0℃〜65℃
非動作時の温度範囲-40℃〜70℃
騒音(シーク時)30dBA
重量0.75kg

Purple(紫) 性能と価格一覧

スペックPurple 8TB
型番WD84PURZ
記録方式CMR
フォームファクター3.5インチ
接続カメラ台数最大64台(HD)
対応ドライブベイ数16
インターフェースSATA 6GB/s
データ転送速度194MB/s
RPMN/A
平均所要電力(動作時)6.2W
キャッシュ128MB
MTBF100万時間
年間故障率N/A
製品保証3年
動作時の温度範囲0℃〜65℃
非動作時の温度範囲-40℃〜70℃
騒音(シーク時)30dBA
重量0.72kg

文章

スペックPurple Pro 8TB
型番WD84PURZ
記録方式CMR
フォームファクター3.5インチ
接続カメラ台数最大64台(HD)
対応ドライブベイ数16
インターフェースSATA 6GB/s
データ転送速度245MB/s
RPM7200
平均所要電力(動作時)6.2W
キャッシュ256MB
MTBF200万時間
年間故障率N/A
製品保証5年
動作時の温度範囲0℃〜65℃
非動作時の温度範囲-40℃〜70℃
騒音(シーク時)29dBA
重量0.715kg

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