「ゆっくり実況動画」を作るだけで「実写」の動画編集は格段に上達します。「ゆっくり実況動画」は動かしてなんぼのエフェクト動画づくりだからです。
「ゆっくり実況動画」を制する者は「実写動画」も制することができます。
エフェクトを効率的に学習するコツ
エフェクトは「すぐ使えること」にこだわって「利用シーン」に合わせて「使える知識」を増やすことです。
「すぐ活用できるエフェクト」を中心に解説しています。
この記事では「ゆっくりムービーメーカー4」のエフェクトの使い方を効率的に学習するコツを解説します。読むだけで「あ、ここで、●●のエフェクトを使おう」というエフェクトの勘どころが身につきます。
「文字装飾」エフェクトの利用シーン
「ゆっくり実況動画」では字幕(セリフ)が主役級に活躍します。文字を動かすだけで「なんだか面白い動画」を作ることも可能です。
文字の演出には「文字装飾」と「文字アニメーション」の2種類あります。先ずは「文字装飾」のエフェクトを押さえていきましょう。
文字装飾の使い所
- 文字の二重縁取り
- 影をつける
- フォント(けいふぉんと)
「文字アニメーション」エフェクトの利用シーン
ただ、実際のところ「文字」で遊びまくってる動画をあまり見たことがありません。
理由は、Premiere Proなどで、文字・テロップを入れるのは面倒だからです。
「ゆっくりムービーメーカー4」では文字入れが大変楽です。だからこそ、文字・テロップの重要性を認識して他の動画と差別化を図りましょう!
文字アニメーションの使い所
- ①セリフ強調
- ②解説文章1(タイプライター後、起き上がり)
- ③解説文章2(横から挿入後、起き上がり)
- ④ツッコミ(ランダム移動)
- ⑤ツッコミ(ランダム移動、回転角)
- ⑥ねちっこい言い回し
- ⑦吹き出しを表示(図形を表示)
また、これら全てを組み合わせる文字エフェクトも使います。
①セリフ強調(拡大縮小)
文字を拡大縮小すれば、字幕(セリフ)を強調できます。
ついでに、この動画の趣旨を解説しておくと、実は「ゆっくりムービーメーカー4」は商用利用・広告付き動画で使うと使用料(ライセンス料)が発生します。
詳しくは下の記事が参考になります。
②解説文章1(タイプライター後、起き上がり)
③解説文章2(横から挿入後、起き上がり)
④ツッコミ(ランダム移動)
⑤ツッコミ(ランダム移動、回転角)
⑥ねちっこい言い回し
⑦吹き出しを表示(図形を表示)
エフェクト応用「組み合わせ」テクニックの利用シーン
エフェクト応用
- 大量増殖(敷き詰め)
- ホラー演出①(抽象化)
- ホラー演出②(抽象化、色調補正)
- 個別に文字を分割して暴れさせる
マイクラゆっくり実況動画で使える編集テクニック ※ex. 退屈シーンを面白くする
上の動画を見てください。
視聴者に一切気づかれないレベルで「退屈シーン」が面白いシーンに仕上がっています。
マイクラにおいて、チェストを開いたり、クラフトしたり変化がない画面は「退屈シーン」でしかありません。しかも、マイクラではこれらのシーンが頻発します。
別の動画例を示します。
正直、編集する側から見てもこれほど頻発する退屈シーンにはウンザリします。
実は、僕の動画では、クラフトシーンを必ず400倍速で早送りをしています。必ずです。しかし早送りは「究極の怠惰」とも言われます。
早送りか、いや知ってるがな、と思った人は多いです。そういう人は気が早いです。絶対的に譲れないテクニックがあるからです。
退屈シーンを解決するテクニック
- とにかく全部早送り 400倍速
- 始めと、終わりだけ残してカット
※過程を見せない≒中抜きテクニックと言います。 - 音を通常再生にする
「視聴者に気づかれないように早送りすること」がポイントです。
早送りシーンは誰が見ても退屈シーンであり、編集側にとって使い勝手抜群の「究極の怠惰」だからです。それを見た視聴者は「この動画つまんねーな」と感じ取ります。不思議ですが。
マイクラゆっくり実況動画には、他にもこういう簡単かつ実践的なテクニックがあります。下の記事で紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
「ゆっくりムービーメーカー4」で出来ない演出は「手ブレ」カメラワーク!
「ゆっくりムービーメーカー4」でデキナイトリッパー(できないエフェクト演出)は「手ぶれ」カメラワークです。
こういう「手ぶれ」カメラワークは、その場にいるような臨場感が生まれます。キャラクターにも疾走感が出ます。面白いので積極的に使いたいですが残念ながら「ゆっくりムービーメーカー4」ではないエフェクトです。
ちなみに、元ツイートは下記です。音量注意です。
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