人生を生存競争とするならば。時代を「生き残る」ための戦略が必要になります。
かつて「戦国時代」では、ある大名は生きる延びる術として「築城」に着目しました。
・短納期の城
・難攻不落の城
・敵陣攻略に必須の中継城
今も尚その名残りとして「出城」や「根城」という言葉が使われます。「城」が「生き残る」ための戦略のルーツだからです。
では、現代の「城」は何か?
「ゲーミングPC」です。
現代は「ゲーミングPC」で人生が左右される「デジタル戦国時代」です。
生存のためには、ゲーミングPCを作る「自作PC」スキルが必要不可欠です。
BTOメーカーでパソコンを買うと、万が一故障すると「まとまったお金が必要なこと」、「すべてBTOに頼りっきり」になるのでリスクがあるからです。
デジタル戦国時代では、自作PCの知識は「圧倒的時短」になります。
自作PCで得た知識は意外と「陳腐化」しません。
パソコンそのものは、これまで数十年レベルで変化なくあり続けました。そして、パソコンは今後もずっと使われ続けているからです。むしろ、ゲーミングPCの利用価値が高まっているので「自作PCの知識」も価値が高まるかもしれません。
自作PCの知識が、明日には「役に立たない状況」は起こりづらいです。
当然、PCパーツはグレードアップしていきますが、全く違う構造になら無い限り、ずっと永続性ある知識として役立てることができます。実は、今後加速するデジタル生活の中でかなり時短で暮らせる知識になります。
- デスクトップCPUでも使える「ARMプロセッサー」が出る。
⇒ソケットにはめ込むCPUという点では変化はありません。特徴が、「低熱」「高性能」なだけです。
- 「PCIe4.0」が主流ですが、数年以内に「PCIe5.0」が使われ始めるでしょう。
⇒変化するのは、速度容量であったり電力量でしょう。接続端子の形状など大して変化しません。
- 2021年に数年ぶりにメモリの規格が刷新されて「DDR5」になった。
⇒「低電力」「2倍高速」になっただけ。
⇒今のところ、わざわざ買う必要はない。
パーツに詳しくなると、次の「売りポイント」や「違い」が分かるようになって「必要か不要か」をすぐ判断出来るようになるので「時間節約」になります。その都度、新規格を調べて迷うことがなくなります。
いちいちサイトを精査したり、店員さんに聞いて迷うことが無くなります。
「自作PC」は、戦国時代でいう「築城」と同じ。
戦国時代では「築城」が出来る大名が重宝されました。
当然、「良い城」を作れば「敵に打ち勝つ」可能性が高くなるからです。
このご時世はデジタル生活で人生が左右する「戦国時代」です。
「良い城(ゲーミングPC)」を持つ人は「戦が有利」になります。確実に「人生で勝つ確率」が高まります。自作PCスキルは、この乱世の時代を確実に「生き延びる手段」です。
BTOでダメなのか?
⇒ダメです。
この問答を何度も繰り返しました。BTOじゃ「ダメ」なんです。
自作PC
メリット&デメリット
メリット
デメリット
・PCを自分でハンドリングできる。
・コスパ良好なパーツ構成にできる。
・BTOパソコンより確実に数万円は浮く。
・故障に強いPCを組める。
・PCの耐久寿命を伸ばす工夫ができる。
・PCの品質を品定め出来るようになる。
・PCパーツの知識が必要になる。
・PC組み立てに手間が掛かる。
・パーツ調達が難航すると遅延する。
端的に言えば、「戦場すべてをハンドリングする能力」それが「自作PC」なのです。すべてハンドリングできれば、先ずPCの修理や故障の不安や悩みから解放されます。
常に相手よりもコストパフォーマンスに優れたハイスペックゲーミングPCを駆って戦にのぞめます。
まとまったお金が無いときに「PCがぶっ壊れたら?」
BTOパソコン頼りだと確実に「戦線離脱」です。一方、PCを自作できる貴方は?
PCを直して平然と次の日に戦線復帰していることでしょう。
BTOパソコンのせいで僕は一年間の「戦線離脱」を経験しました。その間、「デジタル生活」から強制隔離されて、敵から人生で遅れを取るに至りました。絶対に自作PCのスキルがあった方が良かったです。
保証対象外で有料修理になりますが、自作PCでもBTOメーカーでサポート修理が受けられます。
実際、僕はCPU「AMD Ryzen™ 9 5950X」でマザーボードのBIOSが必要になった際、手持ちに予備のCPUが無かったのでパソコン工房で「BIOSアップデート」のサポート修理を受けました。修理代も【3,300円】とかなり助かりました。
万が一、手に負えない故障があった時の「駆け込み寺」としてオススメです。
予算40万円「難攻不落の城」PC パーツ選び
僕が目指したのは「難攻不落」です。
つまり決して壊れない高耐久なPCを目指してパーツ選びしました。
PCの故障の原因は大方「熱」です。ゲーミングPCは当然「ハイスペック」なので「爆熱」になりがちです。このため、「低熱」「高耐久」なパーツに徹底的にこだわりました。
パーツの選び方など参考にしてもらえればと思います。
パーツ
価格
CPU
11万
グラボ
16万
CPUファン
2.4万
メモリ16GB×4
4.0万
ストレージ2TB
中古1.4万
マザボ
中古3.6万
PCケース
中古1.7万
電源
3.6万
合計
43.4万
PCケース「Thermaltake LEVEL 20 HT フルタワー」は、天面+前後左右のすべて取り外し可能で、オープンフレーム的に使えるのでケースファンを買いませんでした。
意外と知られていないのは、一般的にメモリは「発熱」が問題になることはありません。「低熱稼働」です。それでも「Crucial Ballistix DDR4-3200 BL2K16G32C16U4BL」メモリには「冷却用ヒートシンク」がついています。これはLED照明用の飾りです(またはオーバークロック時の冷却用です。)。
例外として、グラボはハイスペック過ぎて元が取れないので「マイニング」でフル稼働させています。
グラボは敢えて「マイニング」で消耗させています。
なるべく故障させないようGPUの温度もマイニング画面で確認します。タスクマネージャーではマイニングの負荷状況が把握できないので、マイニング画面やMSI Afterburnerの温度を確認しています。
ASUS ROG-STRIX-RTX3080-O10G-V2-GAMING(LHR版)は、本体温度が60℃で「低熱」に見えても、メモリは+20℃くらい「爆熱」になります。マイニング時はメモリが80~90℃で推移するように24時間稼働させています。
予算40万円「難攻不落の城」PCを組み立てる
予算40万円「難攻不落の城」PCを組み立てました。
今回、PCを自作してPCパーツの知識がかなりつきました。
BTOメーカーでパソコンを買うと、オーバースペックで高額なPCが欲しくなりがちです。そして、せっかく「数十万」出して買ったPCも必ず保証対象外の故障が発生します。
再度、買い替えになると「数十万円」必要になります。
パソコンを知り尽くす上で、一度「PCを自作をしておく」のがオススメです。
手間を要したとしても、費用負担が増えることは無いですから。仮に、50万くらいのハイスペックゲーミングPCであれば、パーツを精査すれば5万~10万は安くなります。要するに自作は「高額になればなるほどメリット」になります。
PCの組み立て手順は下記です。このステップをこなすだけで自作PCが完成します。簡単ですよね。
- CPUをマザボに取り付け
- メモリをマザボに取り付け
- CPUファンをマザボに取り付け
- マザボをPCケースに取り付け
- グラボをマザボに取り付け
- SSDを取り付け
- 配線
- 起動
一回目の組み立ては「はじめて」だから時間が掛かるだけです。
「一日あれば終わる作業」です。僕は「動画撮影」や「ブログにアップする写真」を考えながら「はじめて自作PC」を組んだので、そりゃあもうかなり疲れました。
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