東京から田舎に引っ越してから約9か月ほど経過しました。季節的には、2月冬頃から暮らし始めたので、春、夏、秋、冬の四季すべてを経験しました。
そんな僕が田舎暮らしで一番に困ったのは「害虫対策」です。ちなみに、ほぼ同順位で困ったことはプール施設などの「ジム」がないことです。
まぁ「害虫」だけは本当に大変です。
神出鬼没の害虫ども
- ムカデ
- カメムシ
- トカゲ、ヤモリ、カエル
- マムシ
- げじげじ
- スズメバチ
- ゴキブリ
想像してみて下さい。こんな「害虫」どもが、三日に一回の頻度くらいで夜な夜な神出鬼没に現れるわけです。
恐怖しかありません。
スズメバチなんか家に出るのか?と思った方。即殺しましたが一度だけ本当に家に出ました。まぁびっくりしました。
ずば抜けて一番出るのはムカデです。あまりにも現れるため途中から見慣れてしまって、なんとも思わなくなりました。
田舎暮らしをすると、そんな気持ち悪いムカデども「害虫対策」に悪戦苦闘しますが。
ただ、意外と知られていませんが、エアコンで部屋を「除湿」するだけ現れなくなります。たまたま見つけた害虫対策ですが、駆除剤・薬剤を使わないのでとても経済的です。
この記事では、最強の害虫対策としてエアコンの除湿・空調を活用する方法を紹介します。ちなみに、僕がやった害虫対策の中で一番効果がありました。控えめに言っても、除湿した瞬間から「害虫」が一瞬でいなくなるからです。
他のどんな害虫対策よりも効果抜群です。
害虫対策のほとんどが数万円以上する
さて、本来、害虫対策と言われて思いつくのは何でしょうか?
僕の家には12〜13㎝の巨大ムカデが毎晩でました。そんな僕の家、僕の身になって真剣に害虫対策を考えてみて下さい。
思いつく害虫対策は、せいぜい下記くらいです。
害虫対策
- 駆除剤・薬剤を購入
- 草刈りのため草刈機(刈払機)を購入
- 駆除業者に依頼
ちなみに、僕の田舎の家は庭があって「草刈り」自体はマストだったので、あわせて「害虫対策」しようと目論んだ程度です。
さて、気づきましたか?
上の「害虫対策」のどれを選んでも労力とお金が掛かるんです。はっきり言いますが、害虫対策にお金をかけてもいくらあっても足りません。
どの「害虫対策」をやっても一時的なものでしかないからです。
特にコスパ最悪なのは駆除業者への依頼です。一時的な駆除のためだけに、2〜3万円かけるって心底ナンセンスだと思います。
つまり「害虫対策」は、まともに取り組んでもコスパ最悪で泥沼なんです。そんな「害虫対策」で一番効果があったのが、まさかのエアコンの「除湿」だったので驚きです。
「除湿」は、最強の害虫対策!
もし害虫対策であれこれ試行錯誤しているなら、まず「除湿」を試して下さい。本当に害虫がいなくなります。それくらい「除湿」は害虫対策に効果抜群です。
「除湿」が害虫対策に最も効果的だと知ったのは、たまたま必要に駆られて設置したエアコンからです。エアコンは「市場価格30マン以上の高性能エアコン」を格安で取り付けました。
「除湿」を使い始めてから部屋が乾っからになったんですが、毎晩出ていたムカデが一切顔を出さなくなって、逆に不思議に思いました。これほどまで効果があるのかと。
コスパの良さ
- エアコンで除湿するだけ
- 草刈り不要⇒家の周りに草がボーボーに生い茂っていてもオッケー
- お金を節約できる⇒駆除剤・薬剤は不要
- 夏場の電気代は+2,000円ほど
ちなみに、通常の冷房でも構わないと思います。「除湿効果」があるはずです。
ただ夏場フル稼働を考えるなら余程暑い時以外は「除湿」の方が良いでしょう。冷房に比べて半分の月々+2,000円くらいの電気代で済むからです。
害虫に困っているなら、先ず「除湿」をして部屋を乾っからにしてみて下さい。
ムカデなど害虫が一瞬で現れなくなります。
「除湿」を効かせるエアコンの選び方
20年間空き家にしていた家に、最高性能のエアコンを工事費込みトータル15万くらいに抑えて設置したわけです。
そんな高性能なエアコンを取り付けた理由は、家に熱がこもりやすくて「地獄」だったからです。
僕の家は吹き抜けでサウナだった
- 6月下旬、気温21〜23℃でも、家の中は28℃以上のサウナ
- 次の週、7月上旬、気温が26℃になる
- 毎晩ムカデがでる地獄
まぁ地獄でした。ムカデの他にも害虫も入ってくるので窓も開けられませんし。最大のミッションは、そんな地獄をエアコン一台でキンキンに冷やすことでした。
エアコンの選定から工事まで、取り付けにはかなり苦労しました。
地獄を冷やす条件は?
- エアコン一台
- 延床60畳の吹き抜け構造
- 穴あけ工事前提のエアコン工事業者に依頼
- その上で、安くて高性能なエアコンを入れる
何となく「高性能エアコン」を入れた訳ではなく、これらをすべて計算して導入しました。
エアコンの買い方は下の記事を読んでみて下さい。かなり参考になると思います。
「空調(空気循環)」で除湿の効果を最大化させる。
部屋の隅までの「空調(空気循環)」を考えると、より一段と「除湿」の効果が上がります。
空気循環にはサーキュレーターがオススメです。
例えば、僕の家だと延床試算で能力を満たしたエアコンでも、一階部と吹き抜け部では2〜3℃くらい温度差が出ました。35畳用の「ボルネード サーキュレーター 660-JP」を入れたところ温度差のムラが無くなりました。
また、サーキュレーターを入れる前は吹き抜け部から害虫が入ってきて、一階に降りてくるということが何度かありました。害虫はそれくらい「湿度」に敏感みたいです。
田舎空き家は、部屋数が多くて、部屋自体もかなり広いです。
もし高性能なエアコンがあって効果が低いなら、サーキュレーターで空気循環させればより一層効果が上がります。古民家など昔からある家は、区切りは壁・扉ではなくて、ふすまや障子なので空気循環させやすいからです。
「除湿」された部屋では、害虫は生きていけない
草刈り前の僕の家の周りが上の画像です。エアコンの「除湿」で害虫が出なくなったので、草刈りを後回しにしてしまった結果です。
5月にやろうと思ってた草刈りを怠けて5ヶ月放置した雑草です。全くもって恥ずかしかぎりですが最近の10月になって初めて草刈りをしました。
10月上旬に初めて草刈りをしたので、夏はずっと背の丈くらいに雑草が生い茂っていました。つまり、害虫の生育環境に適した状態で夏場を過ごしましたわけです。
びっくりですが、こんな状況下でありながら害虫は家にでませんでした。
正確に言うと、ムカデは数週間に1匹、2匹出ました。
ただ「除湿」した部屋に出る害虫には明らかに特徴がありました。
害虫の特徴
- 明らかに動きが鈍い。
- または動かない。
- すでに死んでいる。
実は、部屋を「除湿」して過ごすと一番見るのは害虫が自然死した亡骸です。意外だったのが、害虫にとって湿気が死活問題で「除湿」されるだけで生きていけなくなります。
また「除湿」された部屋に出る害虫は、明らかに動きが鈍いので駆除するのも簡単です。放置していても勝手に死にます。
上の画像はエアコンを設置する前の6月頃の雑草は9月頃に比べると全然伸び切ってない状態です。
ただ、家を「除湿」していないこの状態の方がムカデは毎晩家に出ました。
猛者でない限りエアコン無しでの田舎暮らしは不可能
ここで「除湿」が出来ない人もいるかも知れません。田舎の家にエアコンがないからです。
はっきり言いますが、田舎暮らしをこれから始めようとする人は絶対にエアコンを設置して下さい。しかも、良いエアコンを入れて下さい。
ちなみに当初、僕の家にはエアコンが設置されていませんでした。
そして、僕の家は周りに何もない山奥のど田舎でした。このため、エアコンを取り付けるのにものすごく苦労しました。エアコン見積もり、工事業者を探すのに二、三週間くらい要しました。
なので、もしエアコンのないボロ屋だったとしてエアコン工事してくれる業者は必ずいます。
猛者でない限り、エアコン無しでの田舎暮らしは不可能
逆に言えば、エアコンさえあれば田舎暮らしは格段に快適になります。
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