草刈りに便利なジズライザーって何?全種類、使い方、マキタ対応機種を解説!

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北村製作所 ジズライザー ワイド120 ZAT-H30A120
北村製作所 ジズライザー ワイド120 ZAT-H30A120

先日「ジズライザー ワイド120 ZAT-H30A120」を買いました。

ジズライザーって何か?

ジズライザーは草刈機(刈払機)のヘッド(刈刃)の底面に取り付ける高性能樹脂製刈刃台です。

具体的には、草刈りでは、雑草を根元で刈り取るために、刈刃を地面に這わせて雑草の根元を刈ろうとします(これを「地ズリ刈り」と言っています。)。

不思議ですが、この「地ズリ刈り」は必ずやる刈り方だと思います。ジズライザーは、この「地ズリ刈り」による草刈機(刈払機)の摩耗・故障を予防する器具です。

ジズライザーなら

ジズライザーがないと(従来の草刈りだと)

  • 本体の摩耗・故障を懸念せず「地ズリ刈り」できる。
  • 本体を宙に浮かせ続ける必要がなくて草刈り作業が楽になる。
  • 「地ズリ刈り」すると摩耗・故障する。
  • 草刈機(刈払機)本体を持ち続けなければならない。

草刈機(刈払機)本体の摩耗を気にする必要もなければ、草刈機(刈払機)本体を持ち続ける必要もないからです。草刈機(刈払機)本体は4〜5kgほど重量があって意外と重いからです。

ジズライザーを使えば、草刈りがとても楽になります。そんなジズライザーには多くの種類があります。

ジズライザーの種類

  • 刈刃専用
  • 刈刃・ナイロンコード両用
  • ナイロンコード専用

どれを選べば良いか?分からない方は、とりあえず刈刃専用のジズライザーを買っておけば良いです。

さて、そんなジズライザーについて、全種類、使い方、対応するマキタ草刈機(刈払機)をまとめて解説していきます。これを読むだけで、多数あるジズライザーを網羅して知ることができるのでぜひ参考にしてみて下さい。

目次

草刈りに便利なジズライザーのメリット、従来品との違いは?

ジズライザーを知らなくても"草刈機(刈払機)を地面に這わせて刈る(地ズリ刈り)"という刈り方は、誰もがやってしまう刈り方です。

当然、ジズライザーを使わずとも地ズリ刈りは出来ます。ただ、ジズライザーを使わずに地ズリ刈りをすると、本体が必ず摩耗します。

結局、既存部品は割れたり、凹んだり、歪んだりするわけです。ジズライザーよりも消耗は圧倒的に速くて交換時期が到来します。それなら、やはりジズライザーで保護しようと考えるのは当然の帰結です。

その他にも従来品ではなくて、ジズライザーを使うメリットは多いです。

ジズライザー従来品
作業

地面を滑らかに地ズリできる!
 

地面に引っかかる。
耐摩耗

コンクリート面で630分の耐摩耗!
 

コンクリート面で20〜37分。
ナット保護
ナットを接触させない!


ナット接触により器具が破損する
 
取り付けやすさ

あらゆる機種に対応
 


対応機種が限定されがち
 
衝撃耐久

割れない!歪まない!
 


歪む!
 
重量

軽量78g!
 


100g以上!
 
草の巻き付き

お椀形状で草が逃げ易い
 


草が巻き付きやすい
 

何気にジズライザーを使うメリットで大きいのは「ナットの保護」です。ジズライザーを使わずに地ズリ刈りしてナットを破損させた人は絶対に多いと思います。

ナットを破損させると刈刃が交換出来なくなるので、それこそ面倒臭いの極みです。

ナット&その周辺部品を買い替えるにも1,000円ほどするので、じゃあ最初から700〜1,000円くらいで買えるジズライザーつけとけば良いじゃんと考えるのは当然です。

刈刃専用ジズライザー

ジズライザーは、純正品の代用も出来る高性能樹脂製の刈刃台です。

商品名サイズ耐久性凹凸地平地山林
ジズライザーφ100㎜5倍
厚み20㎜
ジズライザープロφ80㎜7倍
厚み18㎜
フィット60φ80㎜8倍
厚み20㎜
ワイド120φ120㎜8倍
厚み30㎜

刈刃・ナイロンコード両用ジズライザー

刈刃・ナイロンコードの両方に使えるジズライザーです。

商品名サイズ刈刃ナイロンコードきわ刈り高さ調整
ストッパー付コードフリーコード
2本4本
ジズライザーエアーφ100㎜
厚み24㎜
ジズライザープロエアーφ180㎜
厚み24㎜
ハイエアー50φ150㎜
高刈り
厚み50㎜

ナイロンコード専用ジズライザー

ナイロンコードの先端部を使って草を刈ります。円盤プレート構造でナイロンコードの根元に草が絡まらないので、草刈機(刈払機)に負担がかかりません。

商品名サイズ燃費小回り
エアードライブ
180
φ180㎜
厚み35㎜
エアードライブ
240
φ240㎜
厚み35㎜

ジズライザーはマキタ草刈機(刈払機)全機種、刈刃内径が25.4㎜(1インチ)に対応!

ジズライザーはマキタ草刈機(刈払機)全機種に対応しています。厳密に言えば、刈刃の内径で判別しますが、全機種対応で認識しておいて大丈夫です。

刈刃の内径が25.4㎜(1インチ)のものです。まぁマキタに限らずほとんどの草刈機(刈払機)に対応しているということです。

マキタ草刈機(刈払機)全機種とは?

  • 2ストエンジン
  • 4ストエンジン
  • 充電式

刈刃の内径さえ合えば良いので、草刈機(刈払機)はエンジン式、充電式とどちらでも構いません。ただし、ナイロンコード対応のジズライザーを使う場合は、そもそもの草刈機(刈払機)のパワーに注意しましょう。

つまり、ナイロンコードは草刈機(刈払機)本体にパワーがないと、そもそも使えないということです。

マキタ草刈機(刈払機)取り付け方、使い方

おすすめ草刈機(刈払機)は「Makita 4ストロークエンジン 25.4mL MEM428X」

Makita 4ストロークエンジン 25.4mL MEM2651UHT
Makita 4ストロークエンジン 25.4mL MEM2651UHT

草刈機(刈払機)本体に安くて良いものはありません。「安かろう悪かろう」です。

なので、草刈機(刈払機)は高くて良いものを買いましょう。結局、ランニングコストで元が取れるからです。

僕が使っている草刈機(刈払機)は「Makita 4ストロークエンジン 25.4mL MEM2651UHT」ですが、MEM2651UHTの取り扱いは終了しており後継機種の「Makita 4ストロークエンジン 24.5mL MEM428X」がオススメです。

この草刈機(刈払機)のポイントは?

MEM428X

  • 4ストロークエンジン
  • 排気量24.5mL
  • Uハンドル・ダブルスロットルレバー

4ストエンジンは燃費効率がとても良いです。燃料タンクは0.6Lあって一杯にすれば2〜3時間作業できます。

排気量25.4mLのポイントは"馬力"です。草刈機(刈払機)に馬力が無ければ、安全と言われるナイロンコードカッター利用時に摩擦負けしてエンジンが故障するからです。

Uハンドル・ダブルスロットルレバーは、草刈り作業の疲労が軽減されます、ループハンドルよりも腰の負担が圧倒的に減るからです。

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