月間10万PV「MOMOHUKU」では300種類ほどの「ASPアフィリエイト」を管理しています。
そして、Webサイト訪問者に常に最適に表示されるよう工夫しています。
この記事では「ASPアフィリエイト」の広告の打ち方について紹介します。
PVがない時は、あまり意識してこなかった広告です。
確実なのはPVが出てない時は「コンテンツ作り」に専念すべきです。
僕のサイトの広告遍歴
- テキトーに広告を手動で設置する。
- 意外に成果が出る。
- 手動でテキトーなので機会損失大。
- 広告を最適化 ※イマココ
僕の経験上、Webサイトで「1円」も収益が出ないのは「まず有り得ない」です。
「Webサイトの収益が上がらない」と言っている人は、先ずはPVが一番上がってる記事に何かしら広告を打つのが良いでしょう。
掲載する広告は、とりあえず「何でも構いません」。
最初は「収益が出る記事」かどうかを切り分けるのが重要だからです。
「MOMOHUKU」でも、そういう「手探り」の時期を経て、最終的に「こうすれば良い」という手応えを得ました。
この記事では月間10万PVある「MOMOHUKU」の広告戦略について紹介します。
みなさんの何かしらのヒントになればと思います。
月間10万PV「MOMOHUKU」の広告の打ち方!
広告の掲載方法には「答え」がありません。
ただ、広告をどうするか後回しにすると後々大変な目にあいます。
僕はある大惨事がキッカケで広告をキチンと考えようと思いました。
その大惨事は「たかが広告が一本終了したこと」でした。
そのせいで、僕のサイト収益の実に9割が吹っ飛びました。
当時、僕は心が折れかけましたが、その体験は広告戦略を考えるキッカケにもなりました。
広告掲載には「答え」が無いですが、自分なりに真剣に広告戦略を考えました。
「MOMOHUKU」の広告戦略!
- 提携した「ASPアフィリエイト」を常時稼働させる(広告を漬物にしない)
- Webサイト訪問者を「直接訴求」から「間接訴求」と「潜在訴求」に分散させる。
- Googleアドセンスは「誤クリック」を狙う。
- Googleアドセンスを「ASPアフィリエイト」に替える。
「MOMOHUKU」では上のような広告戦略を取っています。
数千社の「ASPアフィリエイト」を常時稼働させるには「広告配信の自動化」が必要になります。
「広告配信の自動化」は、プラグインか、コーディングかを使う!
僕の場合はエンジニアということもあり、「広告配信の自動化」を「ゴリゴリ」のコーディングで解決しています。
「Advanced Ads」などのプラグインでも十分解決できます。
また、僕のPHPコードを参考までに載せておきます。
PHPコード
// 投稿ページ
if ( is_single() ) {
if ( preg_match_all($h2,$content,$h2s) ) {
if ( $h2s[0] ) {
for ( $i=1; $i<count($h2s[0]); $i++ ){
$content = str_replace($h2s[0][$i], $h2ad.$h2s[0][$i], $content);
}
}
}
}
あくまで参考なのでこれでは動作しません。
実際はもっと複雑に動作するようにコーディングしています。
技術的には大したことはありませんが。
Webサイトの運営では「ITの専門知識をできるだけ使わない」ように心がけています。
ITの専門知識を使うと"コスト"が発生するからです。
発生する"コスト"
- コーディングすると"保守"が発生する。
- 非IT系が一切触れなくなる。
- 学習コストも発生する。
コーディングをなるべくしないだけで確実に使い易いシステムになります。
このように「コストなく運営できる仕組み」にしています
戦略① 提携した「ASPアフィリエイト」を常時稼働させる。
誰でも「ASPアフィリエイト」と契約できます。
誰もが数千社以上の「ASPアフィリエイト」を利用できるわけです。
これは凄いことなんですが、誰もそれをしようとする人はいません。
なぜなら、それらを広告表示出来なからです。
ほとんどの人が「ASPアフィリエイト」と契約しても未掲載のまま「漬物」になってると思います。
「ASPアフィリエイト」と契約しても結局掲載しない問題です
「MOMOHUKU」では300種類の広告を最適表示している。
信じられないかも知れませんが「MOMOHUKU」では、軽く300種類以上の「ASPアフィリエイト」を管理しています。
今後、数千社以上の「ASPアフィリエイト」を取り扱う予定です。
なぜなら、広告コンテンツはあればあるほど、Webサイト訪問者にとってもメリットがあるからです。
例えば、上の椅子の専門店「Chairmore」ですが、なんだか気になりませんか?
椅子はインテリアとしてもオシャレで見るだけでも楽しいからです。
しかし、この「ASPアフィリエイト」は取り扱いが難しい部類の広告です。
直接訴求するにはわざわざ椅子を購入してレビューしないとダメだからです。
反面、売れるかどうか分からない椅子一個のためにわざわざ「レビュー記事」を作る気になれるか?
答えは「ノー」です。
そして、ニーズはありそうだけど提示が難しい「ASPアフィリエイト」が溢れています。
「MOMOHUKU」ではこういう「ASPアフィリエイト」と積極的に提携して最適に表示する工夫をしています。
戦略② Webサイトは「広告掲載終了」で一気に収益が吹っ飛ぶリスクがある。
ほとんどのWebサイトの売上の9割が「広告収益」です。
そして、その9割が「直接訴求型の広告+Googleアドセンス」のはずです。
この構造はリスクでしかありません。
また、この構造は多々コンテンツにかける作業時間が飛びます。
結局のところ、直接訴求しながら「間接訴求と潜在訴求に収益を分散させる」というが結論です。
戦略②' 広告の打ち方は「直接訴求」「間接訴求」「潜在訴求」の3種類
Webの広告戦略で最も回避したいことは、Webサイト訪問者の「ニーズを取りこぼすこと」です。
問題はこの「ニーズの取りこぼし」はありそうだけど、どうやって「ニーズの取りこぼし」に訴求すれば良いか分からないことです。
なので、訴求方法に何かしらカテゴライズが必要になってきます。
Web上での広告戦略、すなわち"広告の打ち方"を「直接訴求」「間接訴求」「潜在訴求」の3種類に分けます。
「直接訴求」「間接訴求」「潜在訴求」」の違いは下の通りです。
広告の打ち方
広告の打ち方 | Webサイト訪問者 | 解説 |
---|---|---|
直接訴求 | 直接意識 | サイト訪問者の目的は、記事そのものなので記事のテーマを訴求する。 |
間接訴求 | 間接意識 | 記事の関連ジャンル |
潜在訴求 | 無意識 | サイト訪問者の無意識下のニーズ ex.お腹減ったなど |
これだけで広告を打ち方がかなり「クリア」になります。
一番簡単なのは「直接訴求」の広告
文字通りですが、直接訴求の広告は、記事そのものに関するテーマです。
「間接訴求」の広告で訪問者の関連ジャンルを埋める。
「潜在訴求」が一番難しい。
「サイト訪問者」が何となく考えている欲求(ニーズ)を取り込むのが目的だからです。
例えば、PC関連の記事を読んでいても「お腹が減った」と思っている訪問者が一定数いるはずです。
そういう訪問者に「食べ物」の広告を提示するのが「潜在訴求」です。
例えば「お腹が減って」いて上のような広告が目に入れば、刺さる可能性は高いはずです。要するに「潜在訴求」は訪問者の意識外を狙う「飛び石的な広告」です。
広告収益の上振れを狙うには、いかに「間接訴求」と「潜在訴求」にコンテンツの訴求力を広げられるかが重要です。
戦略③ Googleアドセンス広告は「誤クリック」狙いでしかない。
ひたすらGoogleアドセンスで収益を上げてるサイトがあります。
ただ、Googleアドセンスでの収益狙いは「誤クリック」でしかありません。
仮にサイト訪問者がGoogleアドセンスを意識的にクリックしているとすれば、それはかなり勿体無いです。
その内情は「ASPアフィリエイト」を取りこぼしているからです。
戦略④ Googleアドセンスを「ASPアフィリエイト」に替える
Googleアドセンスの役割は「誤クリック」狙いなので、訪問者が意識的にクリックしている広告があれば、それをすべて「ASPアフィリエイト」に替えるのが理想です。
例えば、Googleアドセンスでは「ConoHa WINGのバナー」がよく表示されます。
これをGoogleアドセンスで拾うより「ASPアフィリエイト」でクリックさせる方が収益を最大化できます。
このため上のように「ASPアフィリエイト」での「ConoHa WING」の広告をGoogleアドセンスを貼り替える工夫をしましょう。
ただし、Googleアドセンスの収益はバカにならない。
矛盾することを言えば「脱Googleアドセンス」ではありません。
何の工夫もせずにGoogleアドセンスを"貼ってるだけ"でも月数万円になります。
なので、Googleアドセンスの収益は、ビックリするほどバカにできません。
必要なのは「Googleアドセンス」と「ASPアフィリエイト」をどれだけ良い塩梅で表示させるか?だと思います。
M1・M2 Mac でITスキル向上「とりあえず、マイクラ鯖を立てよう」!
M1・M2 Mac でマイクラ鯖を構築すれば簡単にITスキルが向上します。マイクラ鯖を構築するだけでネットワークどころか会社で使える実用技術を芋づる式で獲得できます。
しかも、"Parallels"の仮想環境で作業するので"買いたてホヤホヤ"の新品Macの環境を一切汚しません。
M1・M2 Macを使う人はWindows仮想環境を構築するはずなので、どちらにしろ"Parallels"を必ず使うと思います。
Parallelsでマイクラ鯖
- Ubuntu 22.04 LTS ARM64のLinux仮想環境
- Linuxコマンド
- Git
- 仮想環境のネットワーク知識
- 仮想環境はDockerにも応用
仮想環境なので何度でもスクラップできるのがメリットです。
特に、エンジニアの方にオススメです。
M1・M2 Macでの開発はParallels仮想環境でやりましょう!メインPCで開発するのは環境汚染です!
コメント